top of page

パーソナルトレーニングのメリット・デメリットについて



4月も下旬となり、春の景色が大きく変わってきました。先週まで満開だった桜はすっかり姿を消し、今は青々とした緑が街を彩っています。暖かい日も増え、日中は汗ばむような陽気を感じることもありますね。


気温の変化に体が追いつかず、体調を崩しやすい時期でもありますので、ぜひ皆さんも水分補給や睡眠をしっかりとって、元気に春を楽しんでください。


この記事では、現役パーソナルトレーナーである私自身の経験と、お客様からいただくリアルな声をもとに、「パーソナルトレーニングのメリットとデメリット」について詳しくご紹介していきます。


「パーソナルトレーニングを受けようか迷っている」「ジムに通っているけど思うように変化がない」そんな方にとって、参考になる内容を詰め込みました。

まず最初に、パーソナルトレーニングの向き・不向きを左右する“重要な考え方”をお伝えします。


 目次



1. 「目的・悩み・目標」が明確な人にパーソナルは特に効果的


パーソナルトレーニングは、ただ受ければ変わるというものではありません。

実は、「自分の中に明確な目的・悩み・目標があるかどうか」が、パーソナルの効果を左右します。


例えば、以下のような方はとても相性が良いです。

  • 猫背を直したい

  • 肩こり・腰痛を改善したい

  • 美尻・美脚を手に入れたい

  • コンテストやイベントに向けて仕上げたい


このように明確なニーズがあると、専門トレーナーの中から「どこに通えばよいか」も判断しやすくなり、私たちトレーナー側も最短ルートでプログラムを構築できます。

逆に、「なんとなく痩せたい」「健康になりたいけど何をすればいいか分からない」といった漠然とした悩みで始めると、受け身になりがちで、変化もぼんやりしたものになってしまいます。


パーソナルトレーニングは、自分の理想を叶えるための手段のひとつ。 理想が明確な人ほど、その手段が最も強力な武器になります!



2. パーソナルトレーニングのメリット


体を“客観的に”見てもらえる

私たちは自分の姿勢や体の動きを、意外と正確に把握できていません。

パーソナルでは、

  • 姿勢のクセ

  • 関節の可動域の問題

  • 筋力の左右差や弱点 などをトレーナーが評価し、それに応じてプログラムを組み立てていきます。

また、トレーニングだけでなく、食事・睡眠・生活習慣も含めて包括的にサポートされる点も、個人での運動にはない大きな魅力です。



強制力があるから、続けやすい

人間は“やる気”だけではなかなか続きません。

パーソナルでは時間予約があるため、キャンセル料なども発生し、自然と「行かなければ」という強制力が働きます。


結果的に習慣化しやすく、トレーニングのリズムが整っていきます。

「仕事が忙しい」「つい後回しにしがち」そんな人ほど、強制的に運動時間を確保するための仕組みとして有効です。



精神的な支えになる

ダイエットやボディメイクは、目に見える変化がすぐに出るわけではありません。停滞期やストレスもつきものです。


そんな時、

  • 「ちゃんと変わってきてますよ」

  • 「この調子でいけば大丈夫です」

  • 「前より動きが良くなってますね」

といったトレーナーからの声かけは、心の支えになります。

お客様からも「モチベーションを保てたのはトレーナーの言葉のおかげ」という声をよくいただきます。



3. パーソナルトレーニングのデメリット


金銭的な負担

パーソナルは1回あたり5,000円〜20,000円程度が相場です。

月1〜2回であれば、外食や買い物を少し我慢するだけで通える方も多いですが、月4回以上になると「高いな…」と感じる方も少なくありません。

ですが、「明確な目的・目標がある人」にとっては、それが自分を変えるための“投資”になります。


例えば:

  • 結婚式に向けて理想のドレスを着たい

  • パートナーを見返したい

  • 健康診断で良い結果を出したい


こうした目標に向けて、本気で取り組むなら、短期間で確かな変化が得られるパーソナルはコスパが良い手段です。

さらに、続けていくうちに“自分で健康管理できる力”も身についていくので、将来的には医療費削減や生活の質の向上につながる可能性もあります。



トレーナーとの相性問題

どんなに有名で実績があるトレーナーでも、性格的な相性があります。

SNSで見て「この人にお願いしたい!」と思っても、実際に話してみたら「何か違う…」というケースも。

だからこそ、初回体験トレーニングやカウンセリングを受けることを強くおすすめします。



その時間で、

  • コミュニケーションのとりやすさ

  • 指導スタイル

  • 価値観 などを確認し、自分に合った人を見つけることが大切です。



卒業後に迷うこともある

パーソナルを継続的に利用できる方は良いのですが、金銭面・時間的制約から、いつかは自分でトレーニングをする日が来るはずです。


その時に、

  • 「何をすればいいか分からない」

  • 「自己流でやってたら戻ってしまった」 というケースも。


理想は、パーソナルに通いながら“自立できる力”を育てていくこと。

私自身も、指導中に「なぜこの種目を選んだのか」「代わりに家では何ができるか」など、お客様にも常に理解してもらえるよう心がけています。

卒業後も、自分で体を管理できるようになることが、最終的なゴールです。



4. パーソナルは“必須”ではない、けれど強力な選択肢


ここまで読んでいただいた方に、改めてお伝えしたいのは、

「パーソナルトレーニングは受けなければ体が変わらない」というわけではないということです。


時間・お金・環境など、人によって制約は様々です。

でも、自分の中に

  • 明確な目的がある

  • 効率良く変わりたい

  • 一人で頑張るのが難しい


そう感じている方にとって、パーソナルトレーニングは非常に頼もしい味方になります。

迷っている方は、まずは一度体験に来てみてください。

体の変化だけでなく、考え方・習慣・人生の質までもが変わっていく可能性があります。

皆さんの目標達成の一助となれば幸いです。



 
 
 

Comments


Commenting on this post isn't available anymore. Contact the site owner for more info.
bottom of page