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嗅覚と運動の深い関係
皆様こんばんは。 11月も中旬になり、朝晩はぐっと肌寒く感じるようになりました。街を歩いていると、ふと金木犀の香りが風に乗って届くことがあり、季節の移ろいをゆっくりと感じる時期ですね。 その香りを感じた瞬間、「嗅覚ってこんなにも一瞬で心を動かすんだ」と改めて実感しました。 香りは記憶や感情と深く結びつき、自律神経や身体のパフォーマンスにも影響を与えます。日々トレーニング指導をする中でも、においが心身に与える力の大きさを感じる場面は少なくありません。 そして、季節を感じる香りや景色を味わえること、日々安全に暮らし、健康づくりに向き合える環境があること。その当たり前は、決して当たり前ではないのだと、こうして日本で生活できていることへの感謝がふと込み上げてきました。 そこで今回は、嗅覚と自律神経、そして運動の関係について、「身体 × 脳 × 日常ケア」 の視点からわかりやすくまとめてみました。 ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。 目次 嗅覚とは何か? 香りはなぜ感情・記憶と強く結びつくのか 嗅覚と自律神経の関係 運動パフォーマンスと嗅覚のつな


姿勢改善は「脳」と「神経」から整える
皆さんは、自分の「姿勢」について意識したことはありますか? 鏡に映ったとき、ふとした写真を見たとき、あるいは肩こりや腰の違和感を感じたときに、「ん?もしかして、姿勢悪いかも…?」と気づく瞬間って、案外ありますよね。 私自身も、仕事柄よく姿勢には気を配っていますが、油断するとスマホを見るときについ首が前に出たり、片足重心で立っていたり…と、無意識に偏った姿勢をとってしまうことがあります。人の体って、本当に正直なんです。 先日、大阪である姿勢改善セミナーに参加し、「姿勢は筋肉だけでなく、脳と神経がつくっている」という興味深い話を学んできました。 今回はその内容を、わかりやすくお伝えしながら、「なぜ、姿勢が崩れるのか」「どうすれば根本的に改善できるのか」について、一緒に考えてみたいと思います。 目次 姿勢を支えるのは「筋肉」ではなく「神経系」が先 「感覚入力」が姿勢の質を決める 小脳が担う、姿勢の微調整役 姿勢改善に必要なのは「神経を鍛える」という視点 姿勢改善は「習慣づくり」で変わる 自分では気づけない「クセ姿勢」を見直すサポートを 1....
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