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嗅覚と運動の深い関係
皆様こんばんは。 11月も中旬になり、朝晩はぐっと肌寒く感じるようになりました。街を歩いていると、ふと金木犀の香りが風に乗って届くことがあり、季節の移ろいをゆっくりと感じる時期ですね。 その香りを感じた瞬間、「嗅覚ってこんなにも一瞬で心を動かすんだ」と改めて実感しました。 香りは記憶や感情と深く結びつき、自律神経や身体のパフォーマンスにも影響を与えます。日々トレーニング指導をする中でも、においが心身に与える力の大きさを感じる場面は少なくありません。 そして、季節を感じる香りや景色を味わえること、日々安全に暮らし、健康づくりに向き合える環境があること。その当たり前は、決して当たり前ではないのだと、こうして日本で生活できていることへの感謝がふと込み上げてきました。 そこで今回は、嗅覚と自律神経、そして運動の関係について、「身体 × 脳 × 日常ケア」 の視点からわかりやすくまとめてみました。 ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。 目次 嗅覚とは何か? 香りはなぜ感情・記憶と強く結びつくのか 嗅覚と自律神経の関係 運動パフォーマンスと嗅覚のつな


「気候の変化」と「体の感覚」
皆様こんにちは。 最近は晴れの日が続き、気持ちのよい朝が多いですね。私は現在、8月末に長野県で開催されるAPFというボディコンテストに向けて、朝4時起きでのランニングを習慣にしています。 まだ日が昇る前の静けさの中、イヤホンなどの電子機器は身につけず、自分の呼吸や足音、風の音に意識を向けながら走るこの時間は、五感が研ぎ澄まされていくような感覚があり、1日のスタートにとても良い刺激を与えてくれます。 ただ、晴れた空気に体が慣れてきたのか、最近は曇りや雨といった「変化する空気感」も恋しく感じているところです。これは、「体の感覚」に日々意識を向けているからこそ感じる違和感かもしれません。 今回は、そんな「気候の変化」と「体の感覚」のつながりについて、少し掘り下げて考えてみたいと思います。 目次 天気は「気分」や「体調」に影響する? 体性感覚とは?自分の体を感じる力 気候に左右されない「感覚の整え方」 気候の変化に弱くなりやすい人の傾向とは? 感覚を取り戻すことが、健やかな日常の第一歩 1.天気は「気分」や「体調」に影響する? 「今日はなんだか体が


便利さの時代に、五感と自然を取り戻す
皆様こんにちは。 先日のお休みに、ひさしぶりに映画館で「国宝」という歌舞伎をテーマにした映画を観てきました。 スクリーンに広がる美しい舞台、耳に響く音、会場のざわめきまでが伝わってくるような臨場感。まるで自分がその場にいるような不思議な感覚になりました。まさに、五感で味わうような映画体験。 その帰り道、「最近、自分の感覚ちゃんと使えてるかな?」とふと立ち止まって考えたんです。スマホやネット、便利なものが増える中で、日々の中で感じることが少なくなっていないかなと。 そして今回は、「五感」と「便利さ」、そして「自然とのつながり」について、私自身が感じたことや学びを、みなさんと一緒に考えていけたらと思い、こちらの内容でブログを書いてみました。 ぜひ最後まで読んで頂けると嬉しいです。 目次 五感って、じつはすごく大事 便利になったけど、失ったものもある? 自然の中にいると、心も体もゆるむ理由 感覚が鈍ると、体はどうなる? 小さな「感じる習慣」をはじめよう 1.五感って、じつはすごく大事 目で見る、耳で聞く、鼻で香りを感じる、口で味わう、手で触れる。私


体脂肪と感覚の深い関係
気づけば6月ももう終わり。明日から7月がスタートしますね。 年々、気温も湿度も上がってきており、いよいよ本格的な夏を迎える時期になりました。皆さま、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。特に運動中や外出の際は、小まめな水分補給を意識して、身体を守っていきましょう! さて、今回のブログのテーマは【体脂肪と感覚の深い関係】について。 少し私ごとになりますが、実は、今年の8月31日に長野県で開催されるボディメイクの大会に出場予定で、ただいま絶賛減量中です。この時期になると毎年感じるのですが、脂肪が落ちていく過程で、体が研ぎ澄まされるような感覚が日に日に増していきます。 たとえば、「今、どこの筋肉が動いているか」「このフォームでどこに刺激が入っているか」そんな感覚が、よりクリアに感じ取れるようになるんです。 これは私自身の体験でもあり、トレーナーとして日々お客様と向き合っていても実感することでもあります。そして、体脂肪と感覚の関係性を理解することは、ダイエットやボディメイク、姿勢改善etc…の結果を大きく左右するカギになるとも感じています。...


姿勢改善は「脳」と「神経」から整える
皆さんは、自分の「姿勢」について意識したことはありますか? 鏡に映ったとき、ふとした写真を見たとき、あるいは肩こりや腰の違和感を感じたときに、「ん?もしかして、姿勢悪いかも…?」と気づく瞬間って、案外ありますよね。 私自身も、仕事柄よく姿勢には気を配っていますが、油断するとスマホを見るときについ首が前に出たり、片足重心で立っていたり…と、無意識に偏った姿勢をとってしまうことがあります。人の体って、本当に正直なんです。 先日、大阪である姿勢改善セミナーに参加し、「姿勢は筋肉だけでなく、脳と神経がつくっている」という興味深い話を学んできました。 今回はその内容を、わかりやすくお伝えしながら、「なぜ、姿勢が崩れるのか」「どうすれば根本的に改善できるのか」について、一緒に考えてみたいと思います。 目次 姿勢を支えるのは「筋肉」ではなく「神経系」が先 「感覚入力」が姿勢の質を決める 小脳が担う、姿勢の微調整役 姿勢改善に必要なのは「神経を鍛える」という視点 姿勢改善は「習慣づくり」で変わる 自分では気づけない「クセ姿勢」を見直すサポートを 1....
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