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脳のセルフコントロール
皆様こんにちは。今年も残すところあと1か月となりましたね。冷たい空気の中に、年末特有の静けさや深呼吸したくなるような落ち着きを感じる季節になりました。 先週は、富山県看護連盟(上市・魚津・黒部支部)の皆様へ「心と体を守る呼吸とストレッチ 〜働く看護師に届けたい〜」というテーマで講演をさせていただきました。 後日いただいたアンケートでは、温かいお声を本当にたくさん頂き、お一人おひとりの言葉が心にすっと染み込むようでした。改めて、素晴らしい機会をいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。 そして、この講演以外でも、今年一年、多くの方の身体と向き合う中で、私自身の中に強く残っているテーマがあります。それが 「脳と健康の関係」 です。 このテーマをより深く意識するきっかけになったのが、今年5月に参加した、私が長年尊敬している方のセミナーでした。 そのセミナーでは、いま私たちの周りは、これまでにないほど便利になったという時代背景から話が始まりました。 移動の負担も、情報を探す手間も、考える必要さえも大幅に減り、気づけば「動かなくても生活できる」「考えなく


嗅覚と運動の深い関係
皆様こんばんは。 11月も中旬になり、朝晩はぐっと肌寒く感じるようになりました。街を歩いていると、ふと金木犀の香りが風に乗って届くことがあり、季節の移ろいをゆっくりと感じる時期ですね。 その香りを感じた瞬間、「嗅覚ってこんなにも一瞬で心を動かすんだ」と改めて実感しました。 香りは記憶や感情と深く結びつき、自律神経や身体のパフォーマンスにも影響を与えます。日々トレーニング指導をする中でも、においが心身に与える力の大きさを感じる場面は少なくありません。 そして、季節を感じる香りや景色を味わえること、日々安全に暮らし、健康づくりに向き合える環境があること。その当たり前は、決して当たり前ではないのだと、こうして日本で生活できていることへの感謝がふと込み上げてきました。 そこで今回は、嗅覚と自律神経、そして運動の関係について、「身体 × 脳 × 日常ケア」 の視点からわかりやすくまとめてみました。 ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。 目次 嗅覚と は何か? 香りはなぜ感情・記憶と強く結びつくのか 嗅覚と自律神経の関係 運動パフォーマンスと嗅覚のつ


AI時代における人間の脳と健康
皆様こんにちは。 季節はすっかり秋へと移り変わり、朝晩の空気もひんやりとしてきましたね。街を歩けばどこからともなく金木犀の香りが漂い、季節の変化を感じる心地よい時期になりました。 そんな中、今週ふと立ち寄った書店の脳科学コーナーで、恩蔵絢子さんの著書『感情労働の未来』を手に取りました。 ページをめくるうちに、AIが進化していくこれからの時代に、私たち人間が「心」と「体」をどう守っていくべきか、そのヒントがたくさん詰まっていることに気づき、強く惹き込まれました。 トレーナーとして、日々お客様の身体を通して脳とのつながりを感じている立場からも、このテーマはとても深く響くものでした。 今回はその本の内容をヒントに、「AIと人間脳の健康」について、身体の観点も交えながらまとめてみました。 目次 AIとは何か 脳科学から見るAIのメリット・デメリット 子どもとAIの関わり方(運動・学習の観点から) 大人がAI時代に保つべき脳の健康とは 考える力を取り戻すためにできること AIと共存しながら“人間らしさ”を育てる 1.AIとは何か AI(人工知能)は、人間


モチベーションは脳から整える
本格的な梅雨に入り、湿気や気温の変化で体調を崩しやすい季節になってきました。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか? 最近、「脳」って面白いな、と感じることが増えています。きっかけは、先月、参加した大阪での姿勢改善セミナー。そこから脳の働きに興味が湧き、何冊か本を買って読み進めながら、日々の学びに繋げています。 運動や姿勢と脳の関係について考えるうちに、「行動パターン」「習慣」「姿勢」…全てに脳が関わっていることを改めて実感しています。 今日は、そんな気づきの一部をシェアさせていただきます。 目次 パフォーマンスを左右する「脳スイッチ」の正体 「やる気」と「癒し」の鍵を握るドーパミンとセロトニン 朝から夜まで、脳を整える習慣術 人類が進化で手に入れた「前進のスイッチ」 脳から整える、これからの生き方のデザイン 1. パフォーマンスを左右する「脳スイッチ」の正体 人の行動や感情、モチベーション、リラックスといった「生きる力」の多くは、実は脳の報酬システムの働きによって決まっています。この報酬システムには2つのモードがあり、それぞれが「やる気スイ


姿勢改善は「脳」と「神経」から整える
皆さんは、自分の「姿勢」について意識したことはありますか? 鏡に映ったとき、ふとした写真を見たとき、あるいは肩こりや腰の違和感を感じたときに、「ん?もしかして、姿勢悪いかも…?」と気づく瞬間って、案外ありますよね。 私自身も、仕事柄よく姿勢には気を配っていますが、油断するとスマホを見るときについ首が前に出たり、片足重心で立っていたり…と、無意識に偏った姿勢をとってしまうことがあります。人の体って、本当に正直なんです。 先日、大阪である姿勢改善セミナーに参加し、「姿勢は筋肉だけでなく、脳と神経がつくっている」という興味深い話を学んできました。 今回はその内容を、わかりやすくお伝えしながら、「なぜ、姿勢が崩れるのか」「どうすれば根本的に改善できるのか」について、一緒に考えてみたいと思います。 目次 姿勢を支えるのは「筋肉」ではなく「神経系」が先 「感覚入力」が姿勢の質を決める 小脳が担う、姿勢の微調整役 姿勢改善に必要なのは「神経を鍛える」という視点 姿勢改善は「習慣づくり」で変わる 自分では気づけない「クセ姿勢」を見直すサポートを 1....
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