お正月気分も過ぎ、新しい目標に向かって最初の一歩を踏みだしていると思います。
この季節は寒さのせいもあり、ついつい姿勢が前かがみになってしまいがちです。
身体が硬くなって肩こりになったり、血流が悪くなってしまいます。
今回はそんな悩みの解消法のひとつとして、【ストレッチ】をテーマにお送りします。効率のよいダイエット&ボディメイクにお役立てください!
【目次】
ダイナミックストレッチとスタティックストレッチ
トレーニングの前にストレッチをして、身体を柔らかくすることはとても大切です。
実はストレッチには2つの種類があることをご存知でしたでしょうか?
ダイナミックストレッチとは
腕や足などを中心に、いろいろな動きに合わせて筋肉を温めるストレッチです。
運動前に、これから動かす部位を様々な方向に回すことで硬くなっているからだをほぐすことができます。身近なものですと、ラジオ体操がこれにあたります。
例えば…
・直立したまま両腕を前後左右に大きく振る
・両手を腰に当てて、腰全体を回す
・屈伸やもも上げなど
・スパイダーマン(エクササイズ名)etc…
スタティックストレッチとは
関節を無理のない範囲で広げ、体を静止させて筋肉を数十秒間伸ばすストレッチです。
筋肉に蓄積した老廃物や疲労を排出する流れを作ることができるので、運動後に行うことがおすすめです。
例えば…
・立ったまま、片足の足首を持ち、ひざを曲げて前ももを伸ばす。
・頭の上で手を組み、上に伸ばす。
・ヨガ(ハタヨガ)
ストレッチをするタイミングと効果
運動前に
ダイナミックストレッチといわれる、屈伸やもも上げなどをして、心拍数を上げましょう。
そのあと、肩甲骨や股関節を動かして筋肉を温め、柔軟性を上げていきます。
肩甲骨や股関節以外にも、腕・肩を回す、全身で伸びをするなど、動かすことが出来る範囲で、気持ち良いと感じる程度に体を伸ばすように意識しましょう。
無理のない範囲でウォーミングアップをすることで、トレーニング中のパフォーマンスを上げ、怪我防止にも役立ちます。
トレーニング前に一駅歩く、少し早くトレーニングに来てストレッチをするなど、ぜひ取り入れてみてください!
運動後
トレーニング後は、からだに疲労物質がたまっている状態です。
スタティックストレッチをする事により緊張し、こわばった筋肉をゆっくり解きほぐしましょう。
また、運動中は筋肉が収縮する事で、集まった血液がその部位に留まっています。
ゆっくりと筋肉を伸ばすストレッチをすることで、血液を全身に流し、血行の促進につながります。血行を良くすることで、心身のリラックス効果もあります。
特に、太ももの裏をしっかり伸ばすと疲労物質が取れやすいと言われています。足を中心にストレッチをして、むくみの防止に役立てましょう。
お風呂あがりに
お風呂から出たあとは、体がポカポカしていますよね。
血行もよくなり、筋肉も柔らかくなっていて、ストレッチには最適な状態です。
お風呂あがりにはスタティックストレッチで、一日の疲れが取れるイメージをしながら、気持ちいいと思うところまで足や腕を伸ばしましょう!
自立神経もリラックスモードになり、安眠効果も期待できます。
毎日お風呂あがりに続けることが大事です。
簡単に短時間で出来るものを毎日続けてみましょう!
ストレッチは美脚づくりにも効果的!?
実は、美脚作りにもストレッチが効果的です。
下半身太りの原因には、骨盤の歪みやむくみが考えられます。
骨盤や下半身の歪みに大きな影響を与える筋肉にストレッチやエクササイズを行うことで、柔軟性や筋力バランスを整え、美しいスタイルを作っていきます。
また、ストレッチを行うことによってリンパの流れを改善し、ふくらはぎや足首のむくみを改善することもできます。
下半身太りや足のむくみが気になる方は、専用の「美脚プログラム」もご用意しておりますので、お気軽にご相談ください!
ストレッチを行うときの注意
ゆっくりやる
効果を早く出そうとして、反動をつけてぐいぐいとストレッチしている方がたまにいますが、筋肉を無理に刺激すると、筋線維に傷が付いてしまいます。
筋肉痛の原因にもなりやすいので、ゆっくり伸ばすようにしましょう。
運動前にスタティックストレッチはしない
運動前に筋肉を緩めるストレッチをすると、筋肉がリラックスしすぎて、力が十分に発揮できない場合があります。
運動前にはダイナミックストレッチで、身体のパフォーマンスを上げるように意識しましょう!
運動後はすみやかにストレッチを
運動後に時間を空けてしまうと、ストレッチの効果が薄まってしまいます。
運動後は、すみやかにスタティックストレッチをしましょう!
トレーニングの前や後、ストレッチの種類など、タイミングを考えながら適正なストレッチをすることで、筋肉に効果的な刺激を与えることができ、効率の良いダイエット&ボディメイクができます。
2つのストレッチを上手く使い分けて、トレーニングを更に楽しみましょう!
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